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本校は、1852年(嘉永5年)、濱口梧陵が、幕末の国際情勢に備える人材養成のために開いた、稽古場に始まりました。その後、耐久社、私立耐久中学校、県立耐久中学校と改称し、1948年(昭和23年)の学制改革により、有田高等女学校と統合して、和歌山県立耐久高等学校と改称し、現在に至っております。学制改革を超えて「耐久」の名を受け継ぎ、150有余年を数える永い歴史伝統を有しております。この間、各界に多くの素晴らしい人材を輩出してきております。
「耐久」の名は、この学舎が永く続くこと、弛まず学び続けることを意味しています。
本校の校訓は、明治37年に当時の耐久学舎長宝山良雄が制定した3綱領「真、美、健」の理念を現在まで受け継いできております。
「真」は、真理を研究することをとおして、謙虚で、誠実な言葉遣いや行動が出来るようになること。「美」は、自然や人々との交流、絵画や音楽に親しむなど情操を涵養することをとおして、人間や自然生命、社会道徳を尊重するようになること。「健」は、心と体を鍛え、意志を強固にすることを意味しております。
この理念を柱に、自学自労の精神のもと、常に修養鍛錬に努め、豊かな人間性と健全な身体を身につけるとともに、高い学力と志をもち、人々に信頼され、広く社会に貢献できる人間を育成することを目標としております。
耐久高校は、長い歴史伝統を有しておりますが、現在においても、本校生徒は、新たな輝かしい一ページを重ねるべく、勉学に励むと共に、部活動や生徒会活動を活発に行っております。
開校以来、「文を修め、武を練ること」を大切にしてきており、運動部、文化部に一所懸命取り組み、多くの実績を上げております。学校行事では、高野山から清水町までの30キロメートルの長い道のりを自然と親しみながら踏破するロングハイキングや校内縄跳び大会を行っております。
また、教育方針の柱のひとつとして国際理解教育の推進を掲げ、1977年から長期・短期の留学生の受け入れ、派遣を行って参りました。現在、アメリカケンブリッジ・アイサンティー高校、ニュージーランドケリケリ高校、中国広雅中学校の3校と姉妹校提携をしております。全国的に見ましても、国際理解教育の先進校であります。
この間に500名を超える交流を行い、他の国の高校生との交流をとおして、英語力の向上はもとより、国際感覚豊かな心を育てていくなど大きな成果をもたらしてきています。
本校は、以上のような特色を有する学校です。今後ともアクセス、ご来校、見学を心からお待ち申し上げております。
平成24年 4月
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